夏カドでは、自然界のバランスや自然エキスを利用することで、なるべく農薬の使用を抑えています。
ですが、農薬の使用を否定している訳ではありません。
「農薬を使わずに栽培できるなら、その努力は惜しまない。」
という考えで栽培しています。
農薬の悪い側面だけが、よく取り上げられていますが、農薬はかつて大勢の人類を飢餓から救っています。例えば、1800年代にアイルランドで発生したジャガイモ大飢饉があります。この飢饉は、2年間で100万人以上の死者をだした大飢饉だったと言われています。
この大飢饉の原因は、じゃがいもの伝染病によるもので、この大飢饉をきっかけに農薬の研究が急速に進みました。その結果として、飢饉はほとんど無くなり、農薬は人類の食料確保に大きく貢献してきました。
そして、この時のじゃがいも大飢饉を救った農薬は「ボルドー」と言います。
この農薬は、現在でも非常によく使われており、日本では有機JASで使用を認めれられている、安全で効果のある農薬とされています。
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